偶然

rin_01312007-10-09

先週末、時間潰しの為にたまたま入った古本屋サンで、素敵な本に巡り会いました。
『スキ。』『サヨナラ、』廣瀬裕子
何気ない日常を切りとったような写真と、30編の詩で綴られた短編集。
陳列棚に雑に積まれていた本の山から偶然手にしたこの二冊。CDで言えばいわゆる「ジャケ買い」みたいなもん。実は有名な作家サンなのかもしれないけど、私は彼女が誰かも知らないし著書も読んだこともなかった。。。だけど最初の1ページ読んだだけでいっぺんに彼女のことがだいすきになった。彼女のコトバが私の気持ちを代弁してくれているようだったから。


『これからの、すき』
これからおとずれるすきが、すなおなすきであればいい。自分をそのままだせて、わらえて、かなしいときに泣ける。そんな、すき。すきになった人も その人らしく すきになってくれたら。意地をはったり、強がったりしないでいい、すき。ほんとうの気持ちを言える、すき。思っていることをつたえられる、すき。すなおになれない ほんとうの気持ちが言えない そんな、すきは、必要じゃない。かなしいときにがまんしたり、キズついているのに平気なふりをしたり。これから、ほしいのは、自分らしい、すき。そのままの自分を うけいれてくれる、すき。
「サヨナラ、」より抜粋。


彼女の著書はこれからの私のバイブルのひとつになるな。偶然が巡り会わせたこれもひとつの出逢い。大切にしよ♪